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鹿の命

鹿の命01

11月から汗を散らし、ゼーゼー言いながら山を歩き回って追い続けた。
今年は異様に暖かな奥会津。
雪も例年の3分の1程度。
山を覆う雪は腐りきっていて、一歩出る度に足が雪にとられ、ジャリッと大きな音が響き渡る。
非常に不利な状況だった。
猟はゲリラ戦だ。
向こうが先に気がつくか、こっちが先に見つけるか。
寸分前につけた足跡は沢山あるが、姿も見れない日々がずっと続いた。
吹雪の中でも鼻水を垂らしながら追い続け、ようやく一頭の鹿を師匠が仕留め、山の神々から授かった。
5歳程の大きな雄鹿。
山には多くの鹿達がいた。
やがて彼らは子を生み、これから爆発的に一気に増えてゆくだろう。
熊笹に、かやの木、楓・・・山の草木がかじられ食べられ始めている。
元々この地にはいなかった彼ら。
この豊かな地に及ぼす影響はこれから放っておけばますます大きくなってゆくだろう。
人々の意識が変わり、この美しき星を痛め付けて、自然界のバランスが崩れ去ってしまった。
だからこそ、今こそ世界が帰る時である。

折れて傷だらけの両の角が、厳しい世界を生きていることを物語っていた。
雪深い、切り立った山々の世界で生きてきた強き命。
解体して60~70㌔程の骨肉を背負い、体をきしませ、雪を踏み抜いてはひっくり返りながら山を降りてきた。
これまで多くの汗を流してきた。
僕らは生きるため、強く生きる為にこの命を食べる。
鹿を生かす為に食べる。
鹿は食べた僕らの中に入ってくる。
僕らの命の中で、彼らは生き続ける。
僕らの語る言葉の中に、彼らの魂が溶けてゆく。
彼らの魂が美しい世界へ無事に帰れるように、本気で生きて送り届けよう。
彼らの様に、彼らのために、彼らが報われるように、強く楽しく幸せに生きるのだ。
ありがとう。

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友磨 八須

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1992年埼玉県生まれ。
自然の中で自然を愛しながら育つ。
24才の時に会社を辞め、カナダに飛び立ち、中古のカヌーを買い、荒野を流れるユーコン川を約5ヶ月間、1人漂流する。
帰国後、福島県の奥会津金山町に引っ越し、マタギの見習いになり、この地球を浄化するために生きている。

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