ハチミツ 先生からのお知らせ
430view

都会のマタギと田舎のマタギ その32 「デザインに感性はいらない」

都会のマタギと田舎のマタギ    その32 「デザインに感性はいらない」01

都会のマタギと田舎のマタギ その32 「デザインに感性はいらない」

「デザインに感性はいらない」というテーマで開校したばかりの山形県高畠町の熱中小学校の教壇に立ち、その後高岡熱中寺子屋を起ち上げ、全国の熱中小学校のデザイン戦略を一手に手掛けていただいた、前田一樹先生が逝ってしまった。
デザイン界の大御所である先生には2011年、東日本大地震をきっかけに立ち上げた’オフィスコロボックル‘のロゴを無償で作って頂き、その作品は私がお話をした内容よりずっと先まで考えておられた。
 「真ん中にある鍵穴は人です。人が中心。周りはらせん状に縁のある人達が共に昇ってゆく将来の方向があります」
竹村さんが考えた‘他力創発’のキャッチフレーズを表して、やがて熱中小学校のプロジェクトでも、全体デザイン設計をやって頂いた。「熱中小学校のロゴマークのパーツは小学校の教科を色と形で表しています。このパーツを組み合わせて将来いろいろな発展があります。」
デザインには概念が大切で、生活者の為に新しい価値を作り出すものだという講義は厳しいロジカルなデザインの世界を初めて知ることとなった。

 3週間前ほど前に手術入院されて以来、先生からコンタクトがあった。
初対面のご子息にお会いしたのが11月9日の金曜日。別れ際に先生のご様子を伺うと、明日富山の病院に行かれるとのことだった。
 そして悲報は2日後の早朝に高岡熱中寺子屋の開事務局長からもたらされた。

 今日、先生に最後までお世話になった作品ともいうべき、シアトル熱中小学校のバナーがオフィスコロボックルに届いた。
 先生のご指導の下、田中裕子さんが先月、熱中小学校デザイン室担当に着任されており、
今後とも心配はないようにされていた。
そのシアトル校と、国内12校のすべてバナーをオフィスの駐車場に飾り、中村放送室担当にお願いして青柳さんにビデオを撮って頂いた。今その足で高岡のお通夜に向かっている。
先生、お通夜の前ですが、ビールと日本酒を新幹線で飲んでしまいました。

 先生が言った。
「堀田さん、いいんだ。あなたは経営者。デザイナーには向かない、感性の人なんだから」

この記事投稿者をフォローしたい!


Kazufu Hotta

0フォロー | 0フォロワー

オフィス・コロボックル代表、熱中小学校用務員 都会のマタギにあこがれる自由業者。
1969年3月、慶應義塾大学経済学部卒業。同年4月、日本IBM入社。1976年、米インディアナ大学大学院経営学部修士課程卒業。日本IBMにおいてPC販売事業部長、ソフトウエア事業部長、ゼネラルシステム事業部長など常務取締役として歴任した。2007年9月、富士ソフトに副社長として入社、副会長を経て現在、内田洋行顧問、サイバネットシステム取締役。サイバ―コム株式会社取締役等。2011年の東日本大震災を機にオフィス・コロボックルを東京赤坂に開設し地方創生のプロジェクトを支援している。2015年以降山形県高畠町を皮切りに熱中小学校を全国に立ち上げている。趣味は庭や畑仕事、日本みつばち飼育、温泉。熱中通販にブログを毎週書いている。関連図書:地方創生ー熱中小学校の果てしなき挑戦 滝田誠一郎著 辰巳出版

都会のマタギ田舎のマタギ田舎と都会の生蜂蜜セット

横浜の高台で奥会津のマタギ、猪俣昭夫さんの弟子として日本ミツバチ飼育歴5年。奥会津の味、横浜の味を食べ比べて下さい。

この商品の詳細を見る